第14回福祉まつりレポート

1123日(祝)阿古体育館及び役場駐車場において「第14回三宅島福祉まつり」を開催しました。当日は肌寒い天候にも関わらず、来場者・出店者・ボランティアなど総勢400名以上の来場があり、会場内は大いに賑わいました。今回の福祉まつりは「笑顔で届ける感謝の気持ち!」をテーマに、普段の生活の中で何気なく支え合っている身近な方々に、日頃伝えることのできない「ありがとう」の気持ちを伝える福祉まつりとなりました。

 毎回恒例となっている「島民フリーマーケット」では初参加のグループも有り、多くの商品が会場内に並びました。

また、地域の皆様のご協力も有り、社協への物品提供が多く、大型家具や家電、生活雑貨など、品揃えも豊富となり、楽しみにしていただいている島民の皆様からのご期待に応えることができました。他にも島産の野菜販売やちらし寿司、赤飯や蒸しパンなど飲食物を販売するコーナーがあり、ご来場いただいた

皆様には、一日を通してゆっくりと楽しんで頂ける「地域の交流の場」をご提供できたのではないかと思っています。 また、毎回参加くださっている民生児童委員協議会のコーナーでは、昔懐かしいおもちゃや折り紙などで遊ぶことができたほか、マスコットキャラクターの「ミンジー」が登場し、子ども達も大いに喜んでいました。


9月から募集していた「ありがとうカード」。日頃の感謝の気持ちを伝えるメッセージとして多くのカードが集まりました。家族や友達、地域の方や学校の先生、避難中お世話になった方々への心温まる「ありがとう」が数多く展示されました。普段はなかなか気づきにくいかもしれませんが、皆が感謝の


気持ちを持ちながら生活している事がよくわかるコーナーとなりました。今回集めさせていただいた「ありがとうカード」は、今後、冊子にして社協事務所で展示する予定です。

ステージ発表では初参加のグループも有り、演奏や踊り、三宅島についての紙芝居など多様なプログラムで会場を盛り上げて下さいました。また、例年参加して下さっているアカコッコ合唱団やハモニカサークル、三宅島椿会などによるステージ発表も有り、日頃の活動の成果をご披露いただきました。最後は「あじさい音頭」を皆で踊り、ステージには飛び入りで上がる方が出るなど「島の元気」を感じることのできる素晴らしいステージ発表となりました。

「お楽しみ抽選会」では、日頃より社協を支えて下さっている事業所会員の皆様を中心に景品を集めさせて頂きました。会員の皆様への還元を目的としていたにもかかわらず、景品をそのままご提供頂いた事業所も有り、地域の支えの大きさを改めて感じることができました。

また、子供たち向けの抽選商品も用意した結果、多くの島っ子にも楽しんでもらうことができました。当選番号が呼ばれるたびに一喜一憂する声が上がり、大いに盛り上がりました。

 

 

駐車場で開催予定の段ボール迷路は、強風のため残念ながら実施できませんでした。楽しみにしていた子供達はガッカリした様子を見せていましたが、その後、準備していたマットや段ボールを使って遊んでもらう事が来ました。身体を動かせば皆楽しそう!段ボール迷路は別の機会に行います!

午後の体育館では、段ボールミックスやボールプールを実施しました。多くの子供達が夢中で遊ぶ姿は、会場内に元気を振りまいてくれました!

 このように盛大かつ有意義な福祉まつりを開催できたのも、ボランティアさんをはじめ、多くの方の支えのおかげと感謝し、改めて「ありがとう」の気持ちを伝えたいと思います。本会は、これからも活気ある地域づくり、そして地域の皆様が安心して暮らせる街づくりに取り組んでいきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願い致します。